30代や40代の子育て世代のマレーシア移住
ロングステイ人気国No.1のビザを例に挙げてみたいと思います。
マレーシアは、日本から約7時間の常夏の国です。
LCCの代表格であるエアアジアが毎日就航しており、とても行きやすい国です。
また、多民族国家であり、また親日でもあるので受け入れてもらいやすいとも聞きます。
マレーシアのビザと言えば、凄く恵まれたMM2Hがリタイア世代に大人気です。
徐々に基準が厳しくなってきているとの話もありますが・・・。
※MM2Hに関しては、以前のブログ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・プログラム(MM2H)」を参照して下さい。
MM2Hの素晴らしい点は、リタイアした人だけではなく、50歳未満でも条件を満たせば取得可能という点です。
しかし、その第一条件はこのようになっており、かなりハードルが高いと思われます。
・金融資産で最低RM500,000(約1500万円)相当の資産
・月収入でRM10,000(約30万円) (1RM約30円で計算)
。。。マレーシアにいながら日本での収入が毎月30万円あるってことは、不動産収入や経営者、ネットビジネスの成功者、投資家などで自動的に収入が入ってくるなどの限られた人ですね・・・。
では、30代や40代の子育て世代の移住はどのようなビザで移住しているのでしょうか?
※駐在員以外の、自力で移住する方についてのビザです。
ビザなし | マレーシアは日本人ならノービザで3ヶ月滞在できます。 ただし、1年以内に180日までの滞在となります。 なので、 1,2回くらいは隣国のタイやシンガポールに出国して、またマレーシアに戻ってくるなどして査証免除で入出国を繰り返すことも可能です。 しかし、3回目の入国審査が厳しくなる3アウトルールがあります。 この期間中に就職活動をしたり起業をするようです。 |
雇用ビザ + 扶養者パス | ①一番簡単なのは現地の会社に就職することです。 現地の会社に就職すれば、本人は労働ビザ、家族は扶養ビザが取得可能です。 ただし、ある程度大きい会社でないとビザを発行してくれない場合もあります。 ②会社を設立し労働許可を取得した外国人に発給される「企業経営者用エンプロイメント・パス」もあります。 ③2013年6月、マレーシア政府はビジネス投資家、ファンドマネージャーなどを対象にした5年間有効(マルチプル)の新投資査証を導入する方針を発表しました。 |
ガーディアンビザ (保護者ビザ) | マレーシアで就学する子供が学校から発給される学生ビザ(スチューデントパス)を取得すると、学生ビザ1つにつき1つの保護者ビザ(ガーディアンビザ)が発給されます。 有効期限は1年間で学生ビザ(スチューデントパス)が発給される限り、保護者ビザ(ガーディアンビザ)も発給されます。 取得する順番はあくまで、学生ビザ発給後→保護者ビザ申請の順番です。 学生ビザ1つに対して保護者ビザも1つですので、子供が二人いれば父と母の両方のガーディアンビザが発給されます。 保護者ビザは他の滞在ビザと比較しても、厳格な申請条件はありませんので、”教育移住”に適した滞在ビザと言えます。 |